オマージュ(アウトドアジュニアとは)

 「アウトドアジュニア」とは

 アウトドアジュニアとは、社長がお亡くなりになったことから解散した(有)リーエキスポ社が発表したキャンピングカーで、熱烈なファンがいることで有名です。

 もちろん私もその一人でした。

 大まかに分けてキャンピングカーは、形状によりキャブコン・バンコン・バスコンの三種類に分類されています(それ以外にはピックアップ式やトレーラー式があります)が、アウトドアジュニアはキャブコンに属します。

 キャブコンとはトラックの後ろに専用設計のキャブを搭載した車両で、大体の人が想像するキャンピングカーはこの形だと思います。

 アウトドアジュニアの最大の魅力は、大型発電機を搭載し、屋外でも家庭にいるのと同じ電源をとることが可能で、シャワー&トイレが標準装備されているだけでなく、100リットル以上の水を搭載できるその規格外のキャパシティーから日常と変わらぬ生活を可能とした点にあげられると思います。

 ベース車両のトヨタタウンエースの排気量が1800CCから1500CCに規格変更となったことから、平成20年頃を最後に生産が中止となりました。

 その後は、トヨタハイエースをベースに、アウトドアジュニアのレイアウトを採用した、ハイエースジュニアというバンコンが誕生しておりました。

 もし、アウトドアジュニアの生産が中止していなければ、間違いなくアウトドアジュニアを購入していたでしょう。

 実際、管理人はH25年にはリーエキスポ社を訪れて中古車がないか相談に行っております。

 社長と直接お会いして、アウトドアジュニア談を聞けたことは良い思い出として記憶に残っております。

ジュニアリボーン

キャンビングカーに憧れていましたが、ついに購入しました。
購入したのは、あの伝説の名車「最強小粒伝説・アウトドアジュニア」の後継車で、その名を「ジュニア・リボーン」と言います。

今でこそ発電機(もしくは大型バッテリー)&家庭用エアコンを搭載しているキャンピングカーも珍しくありませんが、名車アウトドアジュニアはその先駆的な車両でした。

ベース車であった「トヨタタウンエースのフルモデルチェンジ」による排気量の低下で、惜しまれながらその生産は中止となっていましたが、時を経てキャンピングワークス社により、ベース車をマツダボンゴトラックにリニューアルされ不死鳥のごとく再生(リボーン)し、「ジュニアリボーン」が誕生しました。

この車両の最大の魅力は小さい車体ながら、海外産のキャンピングカーの様に「モーターホーム」(動く家)を目指していることです。

車中泊が主体の日本のキャンピングカーブームの中、「モーターホーム」を目指したコンセプトは、一際異彩を放っていますが、なぜ、私がこの車を選んだのかを書き綴り、この名車の復活と魅力をお伝えできればと思います。